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2017年10月17日

初心者の為のメバル向けリール考? その2

[photo:1]


メバルのルアー釣りに向いているリールについて、その2です。

リールハンドル考その1その2リール考その1からの続編になります。


ではドラグの話から…

細糸を使うので作動が滑らかな事にこした事はありません。ここでも、それなりの機種になれば問題ない、と言う事になるでしょうか。
やはりフリームス、アルテグラ以上と。

因みにドラグに関してはシマノの方が秀でているとは感じます。特に出始めがスムーズだと思います。

…が、ダイワも(賛否両論ありますが)ATDなる物も採用されたりと、方向性こそ違えど余り変わらないと思います。
そもそもダイワのドラグが悪い云々って、あのクリックの金具(バネ)の抵抗もあるのでは、なんて思っていたりします。

そう言えば金色のが音が大きくて銀色のが比較的普通なイメージが。
ドラグ音と抵抗チューニングが出来ますね。どうでもいいですが。


そしてドラグと言うかスプールの基部。
シマノのリジッドサポートドラグやダイワのスプール受けベアリングなど、確かにあの手の機構は滑らかにはなりますしスプールのブレが少なくなりますが、例に依って異物混入や錆びで最悪な事態になりますし(場所が場所だけに普通はならない)、そもそもドラグが作動しないと意味がないですし、ドラグズルズル状態で使う場合もほぼほぼ意味がないので、必要機構としては一番後回しにしていいと思います。

ただ、大型のメバルや銀メバルなどもしっかり獲りたいと思うのならば、きっちりとしたドラグ管理は必須ですし、ドラグ周りがしっかりしていて滑らかに作動するのも最低条件になるでしょう。

小さい鯵や新子メバルの様にドラグズルズルで大丈夫、ではありません。一発でやられる可能性がありますから。

かと言っても細糸しか使えませんから、ドラグが強い必要は全くありません。マックス2kgで充分です。
…と言うか、大型狙いでもブレイデッドライン0.6号といった所ですから、6lb〜8lb(2.7〜3.6kg)程も荷重を懸けたら切れると思います。
実際に使うのは200g〜1kg未満だと思いますし。

ギチギチに締めていたり、2kg設定なんて大型ガチ勢や、やヴぁい所でやってる人だけでしょう。
ええ。あしの2500Rと2500SDHの事ですね。知ってます。


はい。なので、ドラグの強さはマックス2〜3kgのフィネスドラグのモデルを選べばいいと思います。
そもそも基本的には選択肢になる小型機種は、現在ほぼその程度の設定かと思います。

逆に言えば、そうでないモデルは初心者は選ばない方がいいかと思います。スプールがガタガタの状態で使う事になるかと思いますし。




では最後に、昨今やたら持て囃されているハイギアについてです。

現在あしがメインに使っていたりするカルディアもフリームスも実はハイギアですが…

はっきり言って、ハイギアは薦めません。初心者にはメリットなんて全くないと思います。


では、その理由を。

先ず、普通メインとなる夜のメバル釣りで一番大切なのは、一定にゆっくり巻く事になります。

ハイギアだとゆっくり巻くだけで大変になるので、一定となるとなかなか難しいかと思います。簡単じゃないと思います。
手軽な釣りですし、ダブルハンドルの件と同じく、楽を出来るなら楽をした方が楽しいと思います。


次に、ハンドル回転の重さ、特に巻き始め、です。

やれノーマルギアと変わらない巻き心地だの、巻き感度が良くなるだの言われていますが。

が、です。
ノーマルギアと較べたら、明らかに重いです。特に巻き抵抗のあるルアーだと。
また、逆に巻き抵抗の無さ過ぎるルアーだと何をしてるか解らない可能性も出て来ます。この辺りは人に依ってはストレスになるのでは。

しかしコレって、実際に使ってみないと、ただ店頭でぐるぐるハンドルを回してみても良く解らないので注意して下さい。
お店で回して、軽いじゃん!って思ったのに実際に使ってみたら、重くて不快…ってなる可能性もありますからね。


そして巻き感度ですが。
まぁ確かに回転が重くなる分、違和感を拾い易い…んですが、実際に釣るのに必要な情報は寧ろ、巻きが軽い方がずっと捉え易いと思います。
言うなれば、ハイギアは雑音だらけで余計に解らないって感じでしょうか。


加えて、実際に釣りに使うとどうなのか、ですが。

昼にアクションを多用したり、リアクションの釣りをするにしても、メバルに関して言えばハイギアの巻き上げ速度はそれ程メリットにはならないかと思います。

回転が重い、若しくは巻き上げが速過ぎる事で不便を感じるかもしれません。

結局一番は回転の重さがネックなんですよね…


あとですね、不具合が出易いらしいです。直ぐにゴリゴリシャリシャリが出易いと。
ギアの歯が多くなりますから、噛み合わせや油脂管理もシビアになるのかと思いますよ。

かく言うあしのもちょっと…って事は、らしい、ではなく、断言してしまってもいいかもしれませんね。


そんなこんなでハイギアのリールはお薦め致しません。
それに較べたら寧ろパワーギアの様にゆっくり軽く巻ける方がずっといいです。
但しシマノのPGは極小番手にしかない気がするし、ダイワのRモデルは何故かハイギア入っちゃうし、上手くいきませんね。


折角なので、ハイギアのメリットも紹介しておきます。

一番は回収の効率がいいです。
釣り場の手前側が根の嵐とか、高い堤防やテトラ帯とか、ピンポイント狙いやミスキャストなんかの回収時には便利です。

そして、魚を掛けた後に素早く浮かせたり寄せたり出来ます。

またそれに絡んで、メバルを釣っていると良くあるんですが、掛けたら此方に向かってダッシュして来る魚の場合、魚の速度より早く巻いた方がバレ難いと感じるので、その際に楽ですね。

後は昼に鱸や小型青物みたいなのと遊ぶ際に超速リトリーブが出来るくらいじゃないカナ?


大したメリットじゃないでしょう?

多分、あしみたいにハイギアを選ぶのは色々経験をしてひねくれてしまった変わり者で、「幾らでもゆっくり巻くのは出来るケド速く巻くのには限界がある」とかちょっと首を傾げる事を言う、越えたらいけない線を越えてしまった人達だと思うので、ハイギアはやめた方がいいです。(?)


ホント、何故メーカーがあそこまでハイギアを推すのか全く解りません。
それよりもちゃんと小型リールにダブルハンドルを、それも出来れば70mmをラインナップしてくれと言いたいですね。
あとPGとかRとか。




さて、取り敢えずメバルを釣るのに必要なリールの話はこんな所でしょうか。

では実際にどんなモデルを選べばいいのか…ですが。

先ずメーカー。
ぶっちゃけます。
ダイワとシマノの俗に言う国内二大メーカーから選ぶべきです。

正直、アブなんかの往年のブランドの物や、その他メーカーの物は残念ながら、ダイワシマノの同価格帯の物と較べて明らかに1ランク以下、下になります。

またアタリハズレも激しくなりますし、ハンドル、ギア、ドラグ、何よりラインローラーが明らかに悪くなるので…

例えば、現行カーディナルを選ぶならリバティクラブやサハラって言うかレブロスにしましょう…

現行って言いましたが、形や雰囲気の素敵なオールドスタイルのカーディナルやミッチェルなんかでやるのはホントやめた方がいいです。ブレブレだし、トラブル多発な可能性に、毎回のメンテナンスがめっちょ大変なので。

話が逸れましたが、サブリールとして購入する場合、またはアブが好き!フルーガーが好き!ミッチェルが好き!プロックスが好き!オクマが好き!みたいな変わり者、失礼、エンスージアスト以外はやめておいた方が無難ですと言うか、やめといて下さい…特に初心者は…よろしくお願いします…


さて、ではそのダイワとシマノ。どっちがいいんだよ、となると、先のスプールやドラグ等、あとハンドルの話から決めるか、最終的にはぶっちゃけ好みになります。

正直どちらも使った結果、巷で言われている妙な話は大体が眉唾、都市伝説、フォークロア、オカルト、と感じています。
どちらも同じくへたれば、同じく壊れて、同じく不具合もあります。性能もほぼほぼ変わらないと思います。

スプールサイズ等が決め手にならないのであれば、同じ価格帯のモデルで新しく発売された方を選べばいいと思います。結局新しいは、強い。

そもそも最近の傾向として、ダイワはシマノ寄りに、シマノはダイワ寄りになっていると思います。昔から言われる差異も余り変わらなくなって来ていると感じますし。

で、あしの個人意見では、スプールサイズとツイストバスターの存在、ギアの軽さと言う3点と、オマケにスプールの互換性が廉価機種以外の全てにあると言う事でダイワが圧勝なので、ダイワの2004、または2003をお薦めしています。

そう言えば、シマノはセフィアとセフィアBB300SDH以降買っていませんね…


はい、そんな所になりますね。

因みに具体的な機種は…初心者に一番お薦めするのは比較的安価になる月下美人MX2004DHになります。

供回り式ハンドルですがダブルハンドルですし、外観はレブロスですが中身はフリームスやEM-MSクラスになります。
メバル専用機でダブルハンドルがこれだけなのもありますし。

シマノでダブルハンドル準拠だとアルテグラC3000SDHになっちゃうんですよね、ネジ込み式ハンドルですがちょっとサイズが大きいと言う。

ダブルハンドル原理主義者なので、他の機種だとリールと共にダブルハンドルの価格が上乗せされてしまうので、みんな莫迦にならない金額になって来てしまうと言う。

それも気にならないお金持ち、またはシングルハンドル派なら、月下美人AIRやセオリー、ルビアスがいいかと思います。
フロロ派はイージス2003Fで。ただABS-Rはラインがちょっと減ると飛距離も落ちるので注意。

シマノならストラディックCI4。

もっとお安いのがいい方は…レブロスさいきょーです…スプールめっちょお安いし…


色々言っていくと収拾がつかなくなるので、ってな所でおしまいっ。

因みにシマノはアルテグラのダブルハンドルが比較的お安いので、移植してもいいと思います…

あと、PEに慣れてる人は、いっそ烏賊リールでいいと思います。ラインキャパシティ余りまくりますが。0.6号で大型狙ってみましょう?

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ストラディックCI4



セフィア


セオリー


レブロス


イージス


フリームス


月下美人


エメラルダス  

2017年10月10日

初心者の為のメバル向けリール考? その1

[photo:4]

ルアーでメバルを釣るのに向いたリールのお話です。
初心者と言っても釣り初心者と言うよりルアー釣りをした事があるメバル初心者向けです。
多分ルアー釣り初心者はちょっと解らないと思います。ご了承下さい。


先に書いてしまったリールハンドルの話その1その2と併せてどうぞ。

さて、基本的には小さい魚が対象で使う糸も細いですから、小型リールになりますが…どう選んだらいいのか考えていきましょう。


先にちょっと言っておきたい、最近やたらと、いの一番に言われる、軽さ。

そりゃ軽い方が疲れませんし感度も良くなりますし、いい事尽くめですが…
実際には巷で言われる程、そこまで気にしなくていいです。

あしはメタルボディの頃のアルテグラ2000からツインパワー2500SDH、初期型セフィアBB2500SDH(290g!)、15フリームス(ダブルハンドル化しているのでもしかしたら270gくらいあるかも…)やセルテート2004、果ては90mmダブルハンドルのセルテート2500Rなんかを使っていますが、別に疲れませんし、じゃんじゃん釣っています。

重要なのは、自分の竿に出来る限り合った重さのリールを選びましょうって事ですね。

理想的なのは、持つ手の中指の近くに重心が来るのが理想的です。まぁ先ずありませんケド…
ロングロッドやパワーロッド、特にソリッドティップだと、結構重いリールでも良かったりします。全く気になりません。何せ弱い鱸竿みたいなもんですから。

言っておきたいのは、重量バランスが整っているが重要なので、別に軽さを第一にする必要はありません、って事です。
勿論、竿の先重りに関してはロッドエンドでバランスを取るのが一番なんですけど。


さて、軽さの話と来たら次はコレだよ。

多分、皆さんリールのスペックを見て、ボールベアリングの数が多いと偉い、みたいに考えてしまうと思いますが…

実はね、物臭な人は樹脂カラーやブッシュの方がいいです。
ベアリングって異物混入したら一発で終わりますし、メンテナンス必須ですからね。
いやブッシュも勿論メンテ必要ですが。

特にラインローラー。
釣行後には流水やシャワーで流して、マメにオイルを点してあげましょう。
…なのに分解清掃出来ないマグシールドラインローラーベアリングって、なんなのなの?

っと、コレはいいや。なので、別にラインローラーやハンドル、スプール部分にベアリングが入っていなくても問題はありません。
入っている方が滑らかで感度もいいですが、逆に不具合が出ると顕著に悪くなりますし、扱いも繊細になりますからね。

そして樹脂カラーは軽い。

余談ですがマグシールドラインローラーのリールは釣行後、必ず洗いましょう。それだけでジャリジャリになる確率がかなり減ります。

で。ベアリングの数が多ければいい、と言うワケでは決してありません。

何かどうも世間では軽さとベアリングの数で優劣を決める風潮があるので、至極どうでもいい可能性がありますが、念の為書いておきました。

勿論、ちゃんとしたベアリングが付いていて、適当なメンテナンスをするのであれば全部ベアリングの方がいいに決まっています。


さてさて、続いてはメバル釣りに便利(必須?)なリールの特性です。

メバル釣りで何が敵ってライントラブルです。夜間、細いラインでのトラブルは致命的です。
一発巻き替えと言う事態も。数度経験していますが。

なので、そう言った機能の付いたリールを選ぶといいです。

ダイワだとツイストバスター(ラインローラー機構)とかABS(逆テーパースプール)とクロスラップ(大きい角度の綾巻き)と…この3つが快適に釣りをする為の最低条件になります。

って言うか、実売価格で1万を超えている物であれば問題ありません。大体至れり尽くせりになります。
良く、最低フリームスかアルテグラって言いますよね。確かにその通りだと思います。
出せない人は…ちかたないです、そこには目を瞑るしかないですね。

ただ、かなり繊細な釣りですし、少々お金を出した方が楽、快適に釣りが出来るでしょう。
ただ逆にハイエンドまでは必要ないとも思います。3万出したらめっちょ高級リールですよ。

因みに…糸ヨレに関して言えば、ダイワのツイストバスター搭載機種がちょっと優れているので、覚えておくといいかもしれませんね。
何しろツイストバスターはダイワの特許なんです…他のメーカーが幾ら頑張っても、似た物止まりになってしまうんです…

あと、シマノはスローオシレート平行巻きの時期が長かったので、中古や新古を選ぶ際には注意して下さい。




はい、それではお待ちかね、やっとこさサイズの話になります。

先ず基準となるのはボディ云々ではなく、スプールサイズです。

俗に言う二大ブランド(苦笑)を例に揚げて説明しますが、ご存知の通り、シマノよりダイワの方が同番手でスプール径が大きくなります。

しかし注意して戴きたいのが、ダイワもシマノも同番手でほぼ、ハンドル回転あたりの巻き取り長が同じになる事です。
スプールサイズは違っても巻き取り長は同じ。

シマノは巻き取り長のカタログ値が、スプールリング外径の数値なので90%換算するんだそうで。

更に加えておくと、その巻き取り長に対するスプールサイズとギア比の関係で、ダイワの方がギア比が低いので巻きが軽くなっています。
なので、良く言われるシマノはギアがかっちりしているから重い、そうでないからダイワは軽い、と言うのは一部思い込みだったりします。


さて、ライトゲームの一番の敵は、ライントラブル。
基本的にはスプール径が大きい方がトラブルは少なくなります。
大きい方がいいのか果たして…

あ、初心者の皆さんには断固モノフィラメント、フロロかナイロンをお薦めしますが、細いラインを使うので深溝スプールではなく、浅溝を選んだ方がいいです。シマノなら番手にSが付き、ダイワなら番手末尾に1003とか2004みたいに数字が付いているやつですね。


さて、大体のスプール径比較。

シマノ1000(40mm弱)≦ダイワ1000(40mm)<シマノ2000〜C2500(42mm)<ダイワ2000(42.5mm)<シマノ2500〜C3000(46.5mm)<ダイワ2500(48mm)

となります。
が、シマノはスプールの互換性がいまいちないのと同じく、機種でスプール径も微妙に違ったりするらしいので注意して下さい。


で、実際にどのサイズを選んだらいいのか。
基本的にはトラブルとサイズを天秤にかけて、ダイワ2000番、シマノC2000〜C2500と言う事になります。

昔なら、バットガイドにYSGの大きいのが付いてて、別にダイワ2500シマノ3000でもいいですよって言えたんですが…
今はリングの小さいKL-Hなんてガイドが主流なので…先に言ったサイズがいいかと思います。

ガイドが小さくて近く、またスプールから角度がキツいと、ラインが放出される際にガイドにラインがコイル状のままぶつかってしまって飛距離が落ちてしまうんですよね。
コレは硬いフロロやポリエステルだと顕著になります。

飛距離よりライントラブルを回避したい方は大きな番手を。
また、柔らかいブレイデッドラインの場合もスプールは大きくて構いません。柔らかいと収束し易いので。


短尺の鯵竿なら軽くて小さい1000番って選択肢もあるかと思いますが、メバル竿なら余り短くはなくバットガイドまでかなり距離があると思うので、1000番を使う必要はありません。って言うかやめた方がいいと思います。


重さと同じく、厳密には自分の竿、その長さと言うか、バットガイドまでの距離や角度でスプールのサイズが決まるワケです。

そのうえで、あしは出来る範囲で大きな物を選んだ方がいいと思っています。
ただ、スプールが大きいと巻き取り速度も上がってしまう事には注意して下さいね。


次、ボディサイズに依って重さ変わりますが、それよりも巻き上げ力と耐久性が変わって来るので注意が必要です。
ギアのサイズが変わりますから。

メバルを釣っていると、偶に釣れる大型だったり、大型のソイやカサゴ、またはヒラメやばかでかい銀メバルとか言うのが掛かってしまう事もままある為、出来れば巻き上げ力が強い方がいいと思います。特に強靭なPEを使うなら尚更。

また余り小さい番手は巻き取り速度も非常に遅いので、お薦めしないです。ゆっくり巻くのが苦手な人にはいいと思いますが。
やはりダイワ2000番かシマノC2500か2500がいいよね、となりますね。

ダイワシマノ共にCの付くモデルはひとつ小さい番手のボディになるので要注意です。
耐久性と巻き上げ力が違うと言いましたが、ボディが小さいイコールギアが小さいんです。


ここまでで解るかと思いますが、細かい話をすると、使う竿や状況でリールのサイズやギア比等を吟味する必要があるワケです。
リールは竿に合わせて選ばないといけなかったんです。
なら先に竿の話しろよ、と言う。しかし、大人の事情があったんです。察して下さい。

兎にも角にも、ダイワ派シマノ派とか言ってる人達はさっさとそう言う拘りは棄てるべきです。勿体無いですから。

因みにあしがメバル全般トータルで使い易いと思っていたサイズは元々シマノ2500ですが、ツイストバスターの存在とギア比から来るハンドルの軽さ、更に近年のガイドの小口径化に対する優位性で、現在はダイワ2000番を一番に推します。


そもそもあし、今はシマノのリール買わないよね?
…だってめっちょ見た目悪いんだもんシマノのリール…まぁダイワも際どいケド…

アブやミッチェルやフルーガーがオールドスタイルで性能のいいリールを作ってくれれば解決するんですよ。よろしくお願いします。

あとは五十鈴がオサレなスピニングリールも作ってくれたら嬉しいよね、ダイワの2000番、2004辺りのスプールとローターにボディとギアは2500サイズでさ、2004Rみたいなの。
PE0.6号なら鱸も鮃も楽勝!みたいな。

因みにダイワの2000と2500のボディは共通ですが、ギアやメインシャフトなど、パーツのサイズが異なる様です。


さて、最後は盛大に脱線事故を起こしましたが、その2に続きます。


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メバルリール  

2017年05月28日

初心者の為のメバル…って言うかライトソルト向けタモ網考?その2

意外と書く事があったタモ網の話。前回の続き、第2回です。


ではタモ枠、フレームですね。
枠を選ぶ基準は、先ずサイズに形状、そして素材と重量、最後に折り畳みの可不可でしょうか。


選ぶ基準の一番はサイズなんですが、先に形状の話をしてしまいましょう。

昔は丸型、ラウンドタイプフレームと呼ばれるタモ枠しかありませんでしたが、現在はルアー釣りに向いていると言われる電球型、オーバルタイプフレームと言うものがあります。
また、メジャークラフトがヘキサネットと言う六角形の物を作っています。

拘りがないのであれば、従来の丸型で何ら問題はありませんが、オーバルタイプは丸型と同じ横幅で縦を長く取れる強みがあります。
同じ横幅で枠を長く大きく出来るワケですね。

なので、新しく買うならオーバルタイプの方がいいかと思います。
ただ、仕舞寸法で長さを抑えたい場合はラウンドタイプを選択した方が枠と網のサイズを大きく取れます。
ので臨機応変に。

また、フレームの(使用する際の)下側が平らになっている物は立てかける時に非常に便利です。
ヘキサネットはその点良く出来ていると思いますが、Sサイズがないのと、何より重量を公開していないので、駄目ですね。


さて、一番の基準となるサイズです。
メバルや鯵など小型の魚だけなら縦横30あれば充分過ぎるのですが…
また、黒鯛や鮃など扁平な魚も比較的すんなり入るので余り大きい必要はありません。

問題は良く釣れるうえに長くなり、長い故に暴れるとめっちょタモ入れし辛く、フックがネットに引っ掛かり易い銀メバルや、掛けてしまったら長期戦覚悟、足元でも抵抗をやめずなかなかネットに収まってくれない青物類等です。
奴等をスムーズにネットインする為には、枠が大型であるにこした事はないワケで…

その辺りを考えて、対象を何処にあてるかでサイズ選びは変わって来ますね。

そこだけなら大は小を兼ねます。しかし持ち運びを容易にするには小さくて軽い方がいいです。

大は小を兼ねる派はもう55cmとか65cmいっちゃって下さい。仮にメーター銀メバルがかかっても問題ありません。
そんなんがライトソルトで釣れるのかは解りませんが、少なくとも80クラスは普通に釣れるので、大型をタモ入れする際はとても楽かと思います。

大きい魚は諦めると言うか、小さい魚メインと言う人や、大きくても半分タモに入れば何とかなるって言うある意味テクニカルな人は30cm台の枠でいいかと。
例のハンディ型兼用の場合は30cm前後がよろしいかと。

ただ、小さいだけにフックが引っ掛かり易く、魚を逃がし兼ねないので注意ですね。


で、一番メンドクセー軽快さも対でっかい魚対策も両方取りたいと言う方々は、大人しくその中間サイズ、40〜50cmくらいの枠を選んで下さい。
45と50のラウンドタイプで70、80クラスの銀メバルをかなりの量取り込んでいますが、一応不自由と言う程のものを感じた事はないので。



さて、続いて素材です。
重量に密接に関わって来ますが、それとは別に耐久性にも関わります。


先ずは一番安価で重いステンレス。

安価で丈夫、更に腐食に強いと言うコスパさいきょーの素材です。
若干重くてもいい、毎回洗うのメンドクセー、などと言う方々にはコレです。


続いてオーバルタイプではメインのアルミ。

軽いですが、柔らかく若干耐久性に難ありです。また、アルマイトが剥げると腐食し易く、耐久性ががた落ちするので注意が必要です。
ちゃんと洗いましょう。

硬くて丈夫なアルミ合金のジュラルミンは軽くて強いのですが、実は耐食性に乏しいうえに、アルマイトが掛かり難いと言う欠点を抱えているので覚えておきましょう。
メンテナンスやチェックはマメにしましょうね。


最後に、チタンとカーボン。
耐久性耐食性に優れているうえに軽いです。が、兎に角お高いです。予算が許すなら選んでみると幸せになれるかもしれませんね。


そしてフレームが折り畳み式かワンピースか、ですが。
強度と軽さを求めるならワンピースフレームに尽きます。

しかし、大きいと仕舞う場合だけでなく、洗う時に大変と言う難点が。

重くなり強度も落ちますが、使わない時に畳めるだけでなく、畳んだ状態で洗う事が出来るので、折り畳み式は便利です。
が、逆に継ぎ部分が腐食し易いですから、折り畳み式はこまめに洗って下さいね。

…洗わない人には何ら関係ない話ですが、タモも使ったら洗いましょう…明らかに寿命が違いますから…
あと臭いですしね。




それでは網にいきましょう。

最近、ルアー向けにナイロンやポリエステルをラバーコートしたネットが多くなって来ましたよね。
魚体に優しいので、魚へのダメージを考える優良釣り師の皆さんは其方を選んでみては如何でしょうか。

但し、ラバーコーティングネットには欠点もあって、先ずは重いと言う事。

それ以外にも、魚体の保護とコーティングの耐久性の問題で網目が細かくなっていますから、フックが引っ掛かるとなかなか外れないと言う事態になる可能性があります。
逆に引っ掛かり難い可能性もありますけれど、一長一短でしょうか。

また、重さや耐久性にも絡んで底面が平らで深さがないので、実はタモ入れしにくく、長い魚を上手く掬えない場合があります。

後は、夏の自動車内や寒暖差等でのコーティングの耐久性も少々気になりますね。
知っている限り全てPVC(塩ビ)コーティングなのでベタベタになってしまう可能性も…


この辺りの欠点を考えると、従来型のナイロンなどモノフィラメントネットの方が便利カナ、とあしは思っています。

また、小さめの枠を選ぶ場合には少しでも深さの深いものを選べば意外と長い魚も楽に水揚げ出来ますから。
45cm枠でも深さ60cmの網だと大きい鱸も入りますので。


最後に、大丈夫だとは思いますが、換え網を購入する場合、オーバルとラウンドで形が違いますから間違えない様に。




以上、タモを選ぶ基準と言うのはこんな所でしょうか。

加えるなら、タモホルダーや折り畳みジョイントは是非とも欲しいパーツですから、そう言った細かいパーツの付いているセットを選んでみるのもいいかもしれませんね。


一応、お薦めセッティングを書いておきますと…

全長2.7〜4m(勿論ポイントに合わせて下さい)で仕舞寸法40〜50cmのシャフト。
40〜50cmのフレーム。
出来る限り深いモノフィラメントネット。
と言った所でしょうか。

それに折り畳みジョイントとホルダー、脱落防止にランヤードがあると便利ですかね。

そして袈裟懸けベルトで持ち歩く場合は、マグネットリリーサーをベルトの端に付けておくと楽かもしれません。
但し、何かに引っ掛かって外れて落とさない様に注意して下さいね。

あ、あと袈裟懸けにする場合は網を下向きにしておくとバランスが良くなりますし、慣れれば懸けたままタモ入れする事も出来る様になったりするので、袈裟懸けの人は覚えておいて下さいと言うかやってみて下さい。


また、普段からウェーディングベストやタックルベストを装備している場合。
タモを背に背負うなら枠も柄もサイズをほぼ気にしなくていいと思っているので、重さの許す限りのサイズ、ぶっちゃけ鱸釣り師がぶら下げている様な65cm枠に仕舞寸法60cm以上の柄を選んでしまっていいと思います。
仕舞寸法は長い方が軽く振り出し易いですからね。

大きくて大袈裟?
いやいや、フッコとかしょっちゅう釣れますからね?
鱸兼用でいいじゃないですか?


それでは、使い勝手のいいタモで快適な釣りが出来るといいですねって事で、おしまいっ。


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2017年05月26日

初心者の為のメバル…って言うかライトソルト向けタモ網考?その1

ここの所、タモの話をしていたので、書いてみました。余り難しい事言わなくていいし。

因みに断っておきますが、ちっこい魚を抜き揚げて空中でネットインする渓流ダモの様なハンディネットの話はしません。
あくまでも柄の伸びる玉網の話です。

さて。
メバルを狙っていて、抜き上げに迷う大型や銀メバルなんかが掛かると必須になるのが玉網。
折角掛けた大型のメバルを抜こうとしたら口切れ、と言うのは余りに自分も辛いですし魚も可哀想ですからね。

なのに、意外とタモを持っていないメバル師も大井っちな気がするので、是非用意しましょう!
と言う事なんですよ。

大体ですね。
銀メバル
こういう銀メバルに普通に襲われますから、タモは持っているに限ります。ハンディネットじゃ意味ありません。

タモが写っている写真がコレしかなかったんですが、コイツも別に特別な場所で釣れたワケではなく、普通に船溜まりでメバルを釣っていたら釣れた銀メバルです。
岸壁から20mとかの普通に繋留されていた船の脇です。当たり前の様ににこんなサイズに襲われるのを忘れない様にしましょうね。


それでは、必要性を感じて戴いた所でタモ選びの話に移りましょうか。

先ずぶっちゃけますが。
自分が不便を感じない限り、投げ売りの枠と網と柄がセットになっている2980円磯ダモでも構いません。
重要なのは持っている事ですから。

しかし、メバルをちょっとかじると解る様に、ちょいちょい移動する釣りになりますから、ある程度の携行性に優れた物の方がいい、となって来ます。
なので小継の柄で、比較的軽い物を選ぶといいと思います。

でも普通に長ーい磯ダモ背負って動いてる人も見ますよね。


ではここで一言。
玉ノ柄、シャフトは釣り竿です。釣り竿だと思って選びましょう。

硬く張りがあり軽くなると扱い易くなりますが折れ易くなり、重く柔らかいと扱い難いですが若干頑丈になります。

カーボン含有率や重さ、径からこの辺りをしっかり吟味すべきです。
タモの扱いに慣れていないなら、逆に余り軽いモデルを選ぶのは避けた方がいいかもしれません。簡単に折れますから。

あとですね…俗に言うクソダモは簡単に折れたり割れたりします…


余談が大井っちですが、玉ノ柄を扱ううえでの注意点を。

ランディングシャフトは、水平方向での強度は保証されていません。縦に使う物なので注意して下さいね。
無理に掬おうとしたり、水平方向に持ち上げようとすると簡単に破断します。

魚は掬おうとせずに網へ誘導し、最後にちょっと動かすくらいにして、縦向きのまま収納していき取り込んで下さいね。
テトラ帯や磯では斜めに出さねばならないので、細心の注意と、傷付くのは覚悟してブロックや岩を支点にして上手く取り込んで下さい。

クソダモでなくても本当に、特に軽いカーボンシャフトは簡単に折れますから、しつこいですが気を付けて下さいね。
レビューで折れた折れた言っているのは大体が扱いを知らない人なので、折れたレビューがあるからクソダモ扱いするのはやめましょう。

首を折る人の大部分は扱いを知らない可能性が。




閑話休題、漸く本題です。

その玉ノ柄、ランディングシャフト、タモシャフトですが、全長と仕舞寸法と重量で選びましょう。

先ずは全長。
自分の行くフィールドで必要な長さを選びます。

干潮時に無理な姿勢をとらずに(サイズにも依りますが)網枠を半分以上水中に沈められる長さがあればいいと思います。

普通の港湾等がメインのメバル師であれば2m半から3mもあれば事足りるかと思います。
しかし、テトラ帯、高い堤防や磯、瀬戸内の様に干満差の大きいポイント等では4mや5mの柄が必要になる可能性もあるので、大潮の干潮時に糸を垂らして計ってみるといいと思います。


また、大は小を兼ねる、と言うワケでは必ずしもなくて、長くて重いと持ち運びが大変になりますし、長過ぎるとタモ入れもし辛くなるので注意して下さいね。
長くて重くて持ち歩くのが嫌になってしまった、では本末転倒ですから。

欲を言えば短い物と長い物を2本用意出来るといいかと思います。


1本で何とかしたいアナタは自分の行くポイントで一番高い所に合わせましょうね。
一応…4mから4.5mあれば大体事足りるとは感じていますが…

あと、長ければ長い程たわむ様になるのも覚えておくといいでしょう。長い場合はカーボン含有率の大きい張りのある物を選んだ方がいいかもしれません。軽くもなりますし。




さてお次は仕舞寸法。
短い方がかさばらずにランガンに適していると思いきや、そうは問屋が卸してくれないのが仕舞寸法です。

何故なら、短いと継数が増えてしまい重くなるだけでなく、伸ばし辛くなるからです。
スムーズに出ないうえに重いシャフトを選んでしまったら泣けて来ますからね…


重量や全長が絡んで来る話になりますが、柄って伸ばすと思いの外重く感じます。
長ければ長い程それは顕著になりますし、と言う事は継数が多くなるとそれだけ重くなって、更に出し入れもし辛くなり余計に扱い難くなってしまいます。

なので、自分で扱い辛くならない継数や重さを考えたうえで仕舞寸法を考える必要があります。
また、継数が多くなると外径も太くなっていく事にも注意が必要です。

例えばテイルウォークのキャッチバーマイクロ改は、強度を確保する為に先径からもかなり太く(そして重く)なっているので、是非実物を見て参考にしたらいいと思います。
アレは折れなさそう。


では一体どのくらいの仕舞寸法がいいのかと言いますと…一概には言えませんが、3m以下なら30cm台でもいいかと思いますし、それ以上なら40〜50cm辺りが無難かと思います。4m5mを超える物は50cm以上と言うか、いっそ普通に鱸に使われる様な60cm台の方が軽く出し易くて幸せだと思ったり。


また、余り長さを必要とせず、小さい枠網と併せてハンディネット兼用にしたい場合は軽くて30cm台の物を選ぶといいと思います。
因みに一番短いのはreinの28.5cmですが、インプレを見たらやはり短いだけにちょっと重い気がします。

因みにこのレインやメジャークラフトなどはサイトや商品に重量が記載されていないとか言う駄目なメーカーなので、早く表記しろと言いたいですね。
だから買ってやらない。

おっと余談で素が出た。


また、折り畳みジョイントと併せて運用する場合、折り畳んだ時にどんなに短いシャフトを選んでもフレーム枠のサイズ(+ジョイント)が仕舞寸法になってしまうので…
仮に大型の銀メバルまでを視野に入れて大き過ぎず小さ過ぎない40cm50cm前後の枠を選ぶ場合は、シャフトの仕舞寸法が45cmや50cmでも何ら長いと感じなくなるかと思います。

持ち運び易い長さと重量等をトータルで考えると、3m台までなら45cm前後、それ以上なら50cm以上のものがいいカモ、と感じていますね。

そして、片手でタモを持って操作する場合…容疑者は男性、190cm、 髪は茶、筋肉モリモリマッチョマンの変態だ、みたいな人なら何ら問題ないかと思いますが、魚とのファイトと同じく肘を使えると便利なので、40cm以上の方がいいかと思います。


そして選ぶ基準、最後の重量ですが、勿論軽いにこした事はありません。

しかし、先にも言っている様に、下手に軽いと破損し易い可能性があるので注意しましょう。


その他のポイントを幾つか。

シャフトトップのキャップは、ラバーよりEVAの方が軽くていいと思います。
伸ばした時に先端が軽い方が格段に扱い易いですし。

EVAにせよラバーにせよ劣化するので、仕舞う時に敢えてしっかり押し込まない方が長持ちする…とかあるので覚えておくといいカモ?


あと、便利なシャフトホルダーやステー。元々付いているモデルはリーズナブルですが…

ロッドホルダーやベルトに差したりバッグにぶら下げたりする場合、ホルダーがシャフトの頭近辺に付いていると、シャフトの長さや地形に依っては竿尻をぶつけますし、最悪それで落としたりするから注意して下さい。
あし落としましたし。

なので、別体式のシャフトホルダーの方がバランスを崩さない程度にちょっと下に付けたり任意のポジショニングが出来るので便利だったりします。

そしてカラビナで下げるとぶらぶらして落ち着かなくて疲れる事も付け足しておきましょう。

あとグリップ、滑り止めがちゃんと付いてるといいですね。先側と後ろ側二箇所に付いてると最高です。
まぁ自分で熱収縮滑り止め付ければいいんだけどね。


って所で次回、枠と網の話に続きます。
おしまいっ。

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2017年03月28日

初心者の為のメバル向けリールハンドル考? その2 シングルとダブル

メバル偏愛ダブルハンドル原理主義者が送るある種利己的で偏見にまみれたリールハンドル考2回目、題して
「シングルとダブルどう違うの?どっちがいいの?」
になります。


メバル釣るんでしょ?
いいから黙ってダブルハンドル買っとけ。
はい、おしまいっ。


ゑ?
酷い?
ちかたないなぁ…

いやぁ続けて同じ芸して申し訳ありませんが、ダブルハンドル原理主義者ですし、実際メバル釣るなら断固ダブルハンドルなんですよ。

では、その理由を説明する為にも特性と違いを見ていきましょうか。


先ずはシングルハンドル。

一番は感度や扱い易さに直結する、軽いと言うメリット。少しでも軽さを追求するならシングルハンドルです。
メーカーがシングルハンドルばかりラインナップするのも、一番はスペック上の軽さのアピールだと思いますし、他にはきっとダブルハンドルがそれ程浸透していないと思われているのでは、なんて思います。

次に、速く、且つパワフルに巻けます。
シングルハンドルは回す時に、ハンドルの自重で上りは重く下りは軽くなると思います。その下りの惰力を生かして回していけば、速くパワフルに巻けるワケです。


ですが、コレが逆に短所になってしまいます。

先ずは、ハンドルの自重で巻き抵抗が一定ではないですから、一定の速度で巻くのがとても難しいです。特にごまかしの利かないスローリトリーブ。
大体の人は上りで遅く、下りで速くなってしまいます。ぶっちゃけシングルハンドルで一定に巻ける人は相当な猛者です。

そんなのほんの小さな差だしそもそも出来るんじゃ…って感じるかもしれませんが、その一定速度のリトリーブが出来るか出来ないかで、釣果が変わります。釣る為には必要です。
そしてそれをシングルハンドルで行うにはめっちょ疲れます。苦行です。


他にはですね、バランスの悪い位置でハンドルを止めると、その自重で勝手にハンドルが下まで下がってしまいます。
あしはコレで勝手に糸を巻き取られるのが、めっちょ嫌なんですよね。毎回落ちない位置で止めるなんて無理ですし。

ソレに付随して、アレ?ハンドルがない?とか探す事になったり。

猛者はですね。
ずっとノブに手を遣り、常に支える事で、摘み損ないとハンドル下がりを防いでいます。これだけでも結構疲れるうえに、一定に巻くんです。凄いですよね。

初心者の皆さん、そしてあしの様に楽をしたい人にはちょっと薦められないんです。こんな理由で。


さてさて。
お次はダブルハンドルの特性を見ていきましょう。

先に欠点を挙げてしまうと…

基本的には重いです。大体シングルハンドルの1.5倍以上はあるかと思います。
その重さに依って、リールがハンドル側に傾くと言うバランスの悪さが出てしまう事も。

その対策に最近はバランサーと言う製品もあるので、気になる方はどうぞ。
バランスが良くなると感度が上がるらしいですが、あしには違いが解りませんでしたし、それこそ重くなるだけなのでは…と。
大体、ほんのちょっと傾くくらい全く気になりません。多分思い込み程度だと思っています。


あと、そもそもの対策に、最近はめっちょ軽いダブルハンドルが登場していますから…大枚はたいてそう言うハンドルを購入するのもいいかもしれませんね。


ちょっと脱線しましたが。
他には、ノブが2つ付いていますから、慣れない内は手や腕、袖等に引っ掛かる事があるそうです。

あしはほぼ経験ないんですが、ノブが引っ掛かって動いたらハンドル落ちと同じ事態になりかねませんね。困りましたね。
兎に角慣れて下さい。
って言うかホント、厚着している時に袖やポッケのフラップにかする事はありますが、しっかり動いてしまうまでの経験がほぼないので解りません…


短所はこんな所でしょうか。
あ、あとダブルだけにシングルハンドルよりお高いですね。ノブも2つ要りますし。


さて、長所です。

目視しなくてもシングルハンドルに較べてノブを直ぐに摘めます。2つありますから。意外と重要です。
まぁ慣れないとこの時に引っ掛かるのかもしれませんね。


さて、最大の長所になりますが、ハンドルの重量バランスが取れているので、勝手に回りません。何処でもちゃんと止まります。巻き抵抗も一定ですから、一定の速度で簡単に巻けます。
一定低速リトリーブも簡単です。

もうコレに尽きます。

また、巻き抵抗が一定なので、ハンドルをはじく様にしたり速めに回して手を離すと惰性で暫くくるくると回ってくれます。
素早いラインスラック取りに使えます。
が、あしは余りやりません。砂物や根魚狙いで偶にやるカナ?


兎にも角にも。
メバルのナイトゲームに一番必要なのが、ゆっくりと一定で巻く事なので、完全にダブルハンドルの圧勝なんですよ。
あし、ダブルハンドルしか使いませんし。


…それならカウンターウェイトの付いたシングルハンドルでも問題ないんじゃない?

はい!
気が付いたアナタ。
正解。

ハンドル両端でバランスさえ取れていればいいので、しっかりバランスの取れたカウンターウェイト(バランサー)付きシングルハンドルであれば何ら問題ありません。

ダブルハンドルだと引っ掛かるとか、そもそもビジュアルが嫌い、お高いじゃん、等と感じている方々は、カウンターウェイトの付いたシングルハンドルを選べば問題ありませんよ。


因みにあしは、ダブルハンドルの方がかっちょいいと思いますし、見ていなくてもノブが迷子になる事が少ないので、断固ダブルハンドルを推します。

ダブルハンドルはいいぞ。
シングルハンドルは不良品だぞ。
こんな感じに思っています。
原理主義者ですし。


因みにそんなあしはこの記事に書いてあるDLIVEのダブルハンドルを使っております。



さて、如何でしょうか。
シングルダブル共に一長一短ありますから、自分に合った方を選んでみて下さいね。
ただ、メバルをはじめ一定速度で巻かねばならない釣りにはダブルハンドルがいいと思いますよ。
勿論カウンターウェイト付きシングルハンドルでもいいですが…


それにもしかしたら、みんながダブルハンドルダブルハンドルって言えばメーカーも純正採用モデルを増やしてくれるかもしれませんし…

ぶっちゃけ、メバルをはじめとしたライトゲーム向け番手には全てダブルハンドルモデルをラインナップして欲しいんですよね。烏賊向けモデルにラインナップされている様に。

何故エメラルダスやセフィアにあって月下美人やソアレにはないのか。

それも、80mm、いっそ出来れば70mmを装備してくれたら嬉しいですね。

定着してくれたらなぁ…
意外とダブルハンドルの利点について知らない人って多い気がしますし。

もっと言えば、俗に言うカスタムパーツメーカーの物をリールメーカーが純正またはオプション採用してくれたらもっといいですよね。業界も潤うかもしれませんし。
自社ブランドで何とか儲けたい、みたいなの古いんですよね。

どうもマーケットの小さい男の趣味的な業界にはそう言うケがあっていけませんよね。
昭和かよ、と。

昭和の戦略を未だにしてるから傾くんですよね。わかれ。


さて、盛大に脱線した所でおしまいになります。

大袈裟ではなく、ハンドルひとつで釣果が変わって来る事があります。
理想のハンドル、見付かりましたか?
理想とはいかずとも、自分に必要なハンドルはイメージ出来たでしょうか。
そのお手伝いが出来たら幸いです。

コレを踏まえて、大元のリールの話に続きたいと思います。
現時点では全くネタを用意していませんが…

それじゃあ、おしまいっ。


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2017年03月27日

初心者の為のメバル向けリールハンドル考? その1

メバル偏愛ダブルハンドル原理主義者が送る、きっと初心者の為ではないかもしれない利己的で偏見に満ちたリールのハンドルについてのお話です。

因みに初心者とは言っても、あくまでもメバル初心者であって、釣り初心者ではありません。読む為には最低限の予備知識が必要になるかと思いますから。
道具の知識は粗方あるよって方々向けになります。


さて、何しろこの手の話なぞ、ぐぐれば文章も上手く画像も使って解り易く説明してくれている方々がいると思いますが…
ちゃんと自分でも言うべきカナ?と思ったのでしっかりと書く所存。


前置きなぞさっさと切り上げてサクサクといきますよ。

先ずはリールのハンドルってどんな種類があるのか…
色々な形、長さ太さ、折り畳み式、ノブの違い、沢山ありますね。


それでは先ずは根元から。

リールのメインギアをハンドルの根元のシャフトが貫通していて逆側からネジで留める、通称(キャップ)共回り式と、ハンドルの根元がネジになっていてギアに直接ねじ込む、通称ねじ込み式がありますね。


供回り式は安価なリールに多く、キャップ側を緩めてハンドルが畳める物が多いです。
安価なリールに多いと言う事は製造コストがお安いのでしょう。

メリットは多分、ハンドルが畳めるだけだと思います。

デメリットは、ギアの穴に棒を突っ込んであるので、そもそもそこでガタが出ます。

そして、カスタムハンドルにはほぼ供回り式向けがないので、付けるのにわざわざ社外品オプションパーツの軸を付けねばならないと言うのもあります。


対してねじ込み式。
ギアに直接ねじ込んでいるので、ガタがありません。兎にも角にもこれに尽きます。
あと、ハンドルがギアにしっかりくっついているので、ほんのちょっとだけ供回り式に較べて感度がいいですね。

デメリットは、ワンピースデザインのハンドルだと折り畳めないとか、ルアーマンにはどうでもいい事かと思います。

ただひとつ。ギア側の取り付けネジを舐めてしまったり、ネジを折ってしまったらギアを変えねばならない場合があるので気を付けましょう…
新しくハンドルを買うのもオーバーホールでギアを変えるのも値段的にはもう痛過ぎるので、供回り式にせよハンドルの取り付けには注意しましょう。

ハンドルを取り付ける際にはくれぐれも強く締め過ぎない様に。ガタガタ言わず外れなければいいんです。その為の逆ネジですし。


って事で、基本的にはねじ込み式のモデルがいいですよ、と言う事になりますが…

シマノのリールはアルテグラからねじ込み式なんですよね。
対してダイワはカルディアからになります。
昔はセルテートからでしたが。

この価格差です。
お安いリールでもハンドルを替える前提なら明らかにシマノが有利です。
また、ダブルハンドルも少々重く長くてもいいならアルテグラやセフィアBBの物がお安く手に入ります。
ダイワ惨敗ですね。

って言うか、もうそろそろ全てのリールをねじ込み式ハンドルにすれば…とか思いますが、多分お安いとギアの素材がネジにするには柔らかい、と言うのがあるのでしょうね。

しかし、実売1万円程度のモデルからはダイワも是非ねじ込み式を…って。

余談ですが、ねじ込み式のモデル、ダイワはハンドル側が雌ネジで、シマノは雄ネジになります。
コレはダイワ式の方が合理的だと思います。


本題に戻ると。
メバル等繊細な釣りにはガタがない方がいいと言いますし、大型魚狙いなどハンドルを酷使する場合は供回り式のシャフト部分がすり減ってガタが大きくなると言います。やはりねじ込み式のモデルを選んだ方がいいのかもしれません。

因みにあしは鈍感なので、供回り式の物でもガタとか全く気になりません。メバルリールを買おうと思っている方は別に気にしなくていいと思います。


さて、その他のハンドルの違いと言えば、一番違うかもしれないハンドルポスト。

最近はワンピース削り出しデザインっぽいものが増えて来ましたね。昔は折り畳み式ばっかりだったんですケド。
お陰でガタもなく、めっちょハンドルが軽くなりましたね。

また、軽ければ、リール自体もハンドルの回転も(ハンドルの重さと惰力で回せるので一概には言えませんが)軽くなりますし、ハンドル感度も良くなります。
ハンドルの重さでリールが斜めになり難いですし、重量バランスが良くなります。


そして、長さの長短ですが、ハンドルポストの長い方が、巻きが軽くパワフルに巻けます。梃子の原理です。
でっかいリールのハンドルが長いのはこの為です。

短いと巻きは重くなりますが、その分感度が良くなり、また手首をほぼ固定して巻けるので回転ブレが小さくなり安定したリトリーブが出来る様になります。

ハンドルが長いと、手首の位置が楕円に動いてしまってなかなか安定して巻けないのが較べたら解るかと思いますよ。
安定して巻くにはコレを出来る限り真円に近付ける…とかは今関係ありませんね。

あと短い方がちこっと軽いですよね。


因みにハンドル回転が重くなるハイギアモデルはノーマルギアの物より5mm程長いハンドルが付いています。巻き始めの重さを軽くする為に長くなっています。


結論。
メバル向けなら、ハンドルは短くて軽い物がいいです。
重要なのは、何より如何にゆっくり一定に曳けるか、ですから。そして感度がいいにこした事はないですからね。

ただ、巻きが重過ぎと感じるレベルで短い必要はありませんし、仮に昼に巻物やアクションを多用した釣りをしたり、大型の魚と頻繁に戦う場合は余り短くない方がいいかもしれません。短いと疲れます。

一般的にはシングルハンドルで(ダブルなら片側)35mm40mm程度がいいと思われます。
あしはもう60mmとか50mm台のダブルハンドルがいいって思っていますが、決して万人向けではないのでご注意下さい。特に全くもって初心者向けではありません。


さて、最後は実際に指で触れるノブ。
めっっっちょ、重要です。
ノブで釣果が変わるカモ!

さてさて…
ジギング用の握り込むでっかいラウンドノブ、中型リールの丁字ノブ、中型ラウンドノブ、小型のラウンドノブ、三角形や四角形の二面ではないノブ、楕円ノブ、扁平ノブ。
金属製、木製、コルク製、EVA製、樹脂製。
滑り止めの有無に、更にベアリングの有無。

色々なものがありますね。迷います。

流石にライトゲームに大型ノブを使おうと言う人はいないでしょうし、丁字ノブもきっと使わないかと思います。

で、結論なんですが。
好きなの使えばいいと思いますよ?

ゑ?酷い?
でもこんなん好みじゃんさぁ…

ちかたないなぁ。

先ず、ハンドルノブポストに摘む指が近く、硬い素材の方が感度が良くなります。
また、樹脂カラーよりもベアリング支持の方が感度がいいです。2ベアリング支持の利点。
あとは余りガタのない物。

一番感度がいいのはノブシャフトをそのまま摘む事になります。元も子もない。

しかしコレをノブの体裁を保ったまま実現しているかもしれないのが、ダイワのザイオンノブやDRESSのガトリングハンドルのノブ等になります。

そして、次に感度がいいのは薄い扁平金属ノブ、細い金属ラウンドって言うか棒?ノブになります。

で、樹脂と木製(多分余り変わらない)、コルク、EVAの順番で同じく続いていきます。EVAの扁平ノブはありませんが。

そして軽い方が、全てに於いて感度が上がりますからね。


ほら、カスタムハンドルのノブがなんでああなのか見えて来ましたね?

それを踏まえて好みで選べばいいかと思います。


さて、ここからはあしの好みのノブの話をします。

先ず、扁平ノブが嫌いなんです。
何故って、摘むのに失敗するから。摘んだら縦や斜めで摘み直さないといけないのが嫌だからです。ツマミは均一であるべき。

もしかしたら、ルアーアクションやアワセ、ファイトの失敗に繋がるかもしれません。
いや、勿論そんなにシビアではありませんが、有り得ます。

あとね、形自体嫌いなんです。特に平べったい矩系な感じの。特にアレとかアレとか。

まぁそんな感じで、ラウンドノブが好きです。丸い方が可愛いし。
そして忘れていましたが、ちゃんと指が滑らない事も大切ですね。

対象魚が大きくなると、三角や四角の多面体ノブの方が力強く握れますけれど、あくまでもメバル向けですし、ラウンドが一番。

あ、指はノブポストに近い方が感度もいいですし、握り込む釣りでもありませんからノブは小さめでいいですね。

また、金属は感度もいいし見た目かっちょいいですが、気温が低いと冷たくなるので冬季は避けたいです。むーりぃー。

あとですね…一部で感度が悪くなるから最悪と言われているEVAノブ。特に烏賊向けに良く使われていますが…
あしは大好きです。

滑らない、冷たくない、微妙に柔らかくて何か安心出来る、と良い所だらけです。言う程感度悪いとは思わないし。

あ、ただガルプや魚のにおいとかぬめり等が付き易いので注意しましょう。あとヘタって来るとテカって凹んで来ます。


今回、感度感度と繰り返していますが…ぶっちゃけ、ハンドル感度なんて振動より回転じゃないの?そもそもそれより竿に先に出るじゃん?くらいに思っているので、ノブの感度は後回し、使い心地の良さ優先です。

なので、ハンドル長が長く、そもそもリールが若干大型になってしまいますが、烏賊向けリールはお薦めだったりしますね。
何しろ最初からダブルハンドルにEVAラウンドノブが付いているモデルがありますからね。めっちょお得です。


そんなこんなであしの好みはこんな感じになります。あくまでも参考程度にどうぞ。




さて、総括になります。

メバル向けのハンドルを考えるに…

・付け替えや感度、強度を考えたら、出来ればねじ込み式がいいですが、そこまで拘らなくていい。
(厳密にはリール側の話になりますが)

・軽く、バランスも感度も良くなりますから、軽い方がいい。

・ハンドル長は巻きが重くなり過ぎない範囲で短い方がいい。
(あしは片側35mm辺りをお薦めしますが、重いと感じるなら40mm程度で)

・ノブはお好みで。
(あしは金属製でないラウンドノブをお薦めします)

以上になります。


…この雑記、最後のこの部分だけで良かったんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょうね?

と言った所で、次回のシングルとダブルってどう違うのどっちがいいの、とか言う話題に続きます。

おしまいっ。